弘大GAP相談所

グローバルGAPとりましょう。

室長挨拶

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皆さんは、GAP という言葉をご存じでしょうか。GAPとは Good Agricultural Practice の略称であり、近年日本でも注目され始めた農産物の認証制度で、「農業生産工程管理」と呼ばれています(※1)。
TPPこそ遠のいたとは言え、日本農業がグローバリズムの荒波にさらされている事は変わりが無く、日本の農家は、国内市場に於いて海外からの来る認証付農産物との競争を強いられます。また東京オリンピックに向けて国の施策でも、日本産農産品の認証普及拡大は政治的なテーマとして取り上げられており、様々な形で認証を取得すべしとのプレッシャーが高まるものと思われます。(※2)一方目を海外に転じた場合、日本の農産品は海外市場に進出し、日本世界へ日本の農産物を発信していく際に重要な役割を果たすのがGAPで、いわば、農産物輸出の際のパスポートとして機能いたします。
認証審査は、生産される農産物の安全性のみならず、生産段階における周囲の環境、管理状況、働く人への待遇など多岐にわたり、現代の農家が最低限守るべきルールを守っているかを確認するものです。
 当相談室は事実上の世界標準であるグローバルGAPを主に扱います。GLOBALGAPはヨーロッパ発祥の規格であることから「わかりにくい」「制度が難解」と誤解されがちです。しかしながら「案ずるより産むが易し」、認証を獲得すること自体は日本の農業のレベルを考えるとさほど難しいことではないと思われます。
皆さんもぜひグローバルGAPに挑戦されては如何でしょうか?何かお分かりにならない点が有りましたら、どうぞ私たち相談室に相談ください。解決に向け微力ではあってもお役に立ちたいと考えております。

※1…「農業生産工程管理」の名称以前には、「適正農業規範」と訳されていました。制度の成り立ちや運用を考えた場合、「適正農業規範」という訳の方が正確であると考えております。
※2… GAPの普及と言う観点から、「日本の農業のレベルが低く、遅れている」と主張されるケースが無いわけではありませんが、そうではありません。「日本の農業はレベルが高くGAPでコントロールする必要がなかった為、GAPの普及が皮肉にも遅れた」と言うのが正確なところです。